子供の頃に使った遊戯王カードを紹介していくこのコーナー。今回は「守護者スフィンクス」です。

地 レベル5 岩石族 ATK/1700 DEF/2400
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事が出来る。このカードが反転召喚に成功した時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て持ち主の手札に戻す。
初登場は2002年3月発売の「王家の守護者」です。
王家の守護者といえば全体的にカードイラストが禍々しいものが多く、「ダイス・ポッド」「悪夢の蜃気楼」「ミイラの呼び声」というカードが出てきた時は「何このキモいイラストは・・・」と小学生ながら感じたものです。
ただ、改めて見てみるとかなり収録内容が豪華・・・というより、当時相当お世話になったカードばかりです。「一刀両断侍」なんて「ミスティック・ソードマンLV2」を手に入れるまでずっと使ってました。

今回紹介する守護者スフィンクスの大の天敵だけど・・・
「全て」というテキストが子供を狂わせる
守護者スフィンクスの強さはとにかく反転召喚をすれば相手場のモンスターを一掃できるというインチキ能力。しかも、自身の効果で裏側に出来て永遠に効果が使用できるという意味のわからなさ。
「相手モンスターを全て持ち主の手札に戻す」というシンプルな能力は、当時の子供達を恐怖のどん底に陥れました。「全て」って何だ??全ては全てだ!!
盤面を吹き飛ばされた少年は守護者スフィンクスを手に取ってテキストを確認。これは何かの間違いに違いない本当にそんな効果か?反転召喚しただけで盤面全てが戻されるわけがない・・・そう思って確認するも何回見ても「全て」と記載されている・・・。しかも自身の効果で何回も使用可能だと・・・!?ワケワカンナイヨー!!
「全て」というテキストのインパクトの強さは今も健在ですが、昔はより凄まじいインパクトで、テキストに「全て」が含まれているカードなんて限られた数しかなかった気がします。
さらに、当時は「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」が流行っていたこともあり、破壊されるよりも手札に戻されることの方が厄介な時代。破壊されればカオス・ソルジャーの特殊召喚用の素材になりますが、手札に戻ればまるで意味が無し。マシュマロンが手札に戻ってきたってどうすればいいんだよ!!と泣き叫ぶ少年と「次のターンも吹き飛ばし使うよ〜ん」という表情で裏守備にする少年。まさに天国と地獄。
2400という固さ
スフィンクスの守備力2400というのもなかなか優秀でした。
なぜなら、当時よく出てくる上級モンスターの攻撃力は2400がメインで、「人造人間サイコショッカー」「アームドドラゴンLV5」がよく出ていた気がします。こいつらだとスフィンクスは破壊できません。
ちなみに、それを上回る攻撃力を持つ「デーモンの召喚」はそんなに人気ありませんでした。通常モンスターだから人気が無かった・・・というわけではなく、単純に攻撃力で勝負したいのだったら「偉大魔獣ガーゼット」を使用する人が多かったです。人造人間サイコショッカーは罠を無効に出来るのが大きく、当時は「攻撃=罠」というぐらい罠が大量にあった時代でした。ちなみに超強力カードの「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」も、罠を警戒して攻撃はせず、除外する方の効果が主流でした。今だと2回攻撃の方が圧倒的に強いですよね。時代だよなぁ。
そんな感じで、守備力の硬さもこのスフィンクスの強さを底上げしています。そもそも上級モンスター用のリリース要因を並べている余裕を守護者スフィンクスは相手に与えません。そんなものが揃う前に毎ターン吹き飛ばせ!
当時の勝ちパターン
序盤は「マシュマロン」や「魂を削る死神」で耐えながら、そいつらを生贄に守護者スフィンクスを裏側で召喚。「王宮のお触れ」で相手の罠を無効にしながら毎ターン吹き飛ばし&ダイレクトアタックを繰り返して勝ちです。なんてシンプル。
天敵は「ならずもの傭兵部隊」「一刀両断侍」「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」で、あとはお触れをサイクロンで破壊されなければ何とかなります。(お触れを破壊されると、反転召喚時に奈落の落とし穴を喰らう)あとたま〜に「魂を喰らうものバズー」で攻撃力2500にされて突破されることもあったけ・・・。
そう考えると結構弱点が多い印象ですが、子供同士のデュエルなのでカードプールは狭いし、人によっては守護者スフィンクス1枚で完全に詰むことも。僕がカオス・ソルジャー -開闢の使者-を手に入れるまで大活躍してくれました。
しかし、今だとこれがレベル4だったとしても使われないでしょうね。もし使われるレベルまで強化するとしたら、さらに「戦闘では破壊されない」の文章を追加・・・しても難しいか・・・。う〜ん、過去を振り返れば振り返るほど、インフレがとんでもないことになってますなぁ。
まだまだ思い出のカードはあるので随時更新していきます。ではでは

